需要があるかは謎ですが,白紙のPDFを置いてみます。改造や再配布はご自由にどうぞ。
※ B列は,日本で一般的なのは「JIS」の方です。
- A3縦
- A3横
- A4縦
- A4横
- A5縦
- A5横
- B4縦 (JIS)
- B4横 (JIS)
- B5縦 (JIS)
- B5横 (JIS)
- B4縦 (ISO)
- B4横 (ISO)
- B5縦 (ISO)
- B5横 (ISO)
- Letter縦
- Letter横
これらが必要になる場面としては例えば,「幾人かの原稿をまとめて一つのPDFにしたいのだけど,各人の1ページめは必ず奇数ページにこないといけない」ような状況を想定しています。花子さんの原稿が3枚で次に太郎さんの原稿を置く場合,間にこの白紙PDFを挟めば良いかと。pdftk でやるならこうですね。
pdftk hanako.pdf blanksheet-a4-portrait.pdf tarou.pdf cat output all.pdf
Acrobatを持っている場合は新規空白ページを作成する方法(Acrobat X)でも可能なようですが,スクリプトでだーっとやりたい場面が多いので。
なお,これらのPDFは,Ruby と libHaru を用いて以下のようなスクリプトで生成しました。
#!/usr/bin/env ruby require "hpdf" sizes = %w(A4 A3 A5 B4 B5 LETTER) directions = %w(PORTRAIT LANDSCAPE) directions.each do |direction| sizes.each do |size| pdf = HPDFDoc.new page = pdf.add_page page.set_size(eval("HPDFDoc::HPDF_PAGE_SIZE_#{size}"), eval("HPDFDoc::HPDF_PAGE_#{direction}")) pdf.save_to_file("blanksheet-#{size.downcase}-#{direction.downcase}.pdf") end end
(2017-05-15 追記)
上記スクリプトは libHaru を用いていましたが,libHaru を Ruby から使う場合は hpdf.so が Ruby のバージョンに依存してしまうのがちょっとつらいところです。
Prawn は Pure Ruby なのが良いですね。というわけで最近PDF生成関係のスクリプトを Prawn で書き直したりしています。A4ポートレートの白紙PDFをPrawnで生成するとしたらこんな感じでしょうか。
#!/usr/bin/env ruby require "prawn" Prawn::Document.new(:page_size => 'A4', :page_layout => :portrait).render_file("hakushi-a4.pdf")